新海誠監督 最新作 言の葉の庭 [映画]
最新作公開に合わせての放送だったみたいなので観に行って参りました。
なんて言うか、久々に良いもの観たなぁ〜としみじみ思った訳です。観ていてジブリ作品の『耳をすませば』を思い出しました。2人の関係、主人公の兄の引っ越すから〜の台詞やクラスメイトの台詞で月島〜と叫ぶシーンがあり、これは絶対に意識して入れていると確信しました。自宅に戻り、色々調べてみますと監督が『耳をすませば』のファンであるとの事でした。またブルーレイのコメンタリーにも収録されているとか。『秒速5センチメートル』もそうですが、新海監督は心の距離の表現がとても素晴らしいですよね。特にクライマックスの感情のぶつけ合いは心に染み込んできました。そして人を好きになる衝動を思い出させてくれた作品です。
クライムダウン [映画]
ネタバレ注意。
山岳サスペンスってことで最初は良かったんだけどね。
クリフハンガーなんかを思い出すなぁ。
さて本編はというと・・・
5人で登山していると
妙に変だな~おかしいな~なんか声が聞こえるな~と思ったら、
地面から呼吸用の管が潜望鏡のように生えていて
どうやらそこから声が聞こえるんですね。
何故地中から声が?しかも子供?
そうすると2m四方くらいの穴に子供がっ!!!
何故と思って想像するよね~。
実は不幸を呼ぶ子供とかで、封印されていたとかね。
村に連れていったら、なんで出したんじゃ~みたいな。
二手に別れた後、落下した人のシーンもあっさりしてて
それが逆に不気味だったりしたのだが・・・。
・・結局・・・誘拐かい!なぜ山?
しかも何日か閉じ込められてた割りに子供元気すぎないか。
まぁ身代りのおじさんが見晴らしの良いところを
ダッシュする辺りとか、他にもツッコミ要素はあるか。
いやまだ山におる内は良かった。
人里に降りてからがある意味見所かと。
逃げ込んだ警察署の警官は不必要に怪しい。
太った方の犯人はただの殺人鬼になってしまうし、
人質に逃げられた時点で諦めたのかな。
もう少しやりようがあったのでは?と思ってしまう一本でした。
昨日〜今日観た映画の記録 [映画]
ソルト [映画]
なんとなく映画館で観た映画。
観終わった後『え〜〜〜〜!』という事間違い無しの映画。
自分が想像していたストーリーのスケールと
実際のストーリーのスケールが違って戸惑った。
マット・デイモンのボーンシリーズに似ているな〜と。
そしてどんどんでかくなっていく話のスケールを
どうまとめるのかと思っている矢先に映画は終了。
2を作るつもりなのか!
この消化不良気味の感じをどうしてくれるのか!
アクション映画としてあまり深く考えずに
鑑賞する事をオススメします。
アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜 [映画]
ちょっとだけ売れたメタルバンドのその後・・・。
51歳のいいおじさんが夢を諦めず、
バイトをしながらバンドを続けてます。
俺はロックスターになるんだ!と真剣です。
そんな中、過去のファンがマネージメントを申し出、
喜んでツアーに出ます。
しかし、段取りが悪くメンバー間にも亀裂が・・・。
そんな時、一番良かった時期のプロデューサーに再び
プロデュースを頼みアルバム制作にとりかかります。
はっきり言って私はメタルというのはほぼ通らずに
今日まで生きてきました。
聴いたのもメタリカをちょこっとぐらい。
でも関係ないです。そんな事は。
とにかく面白くてちょっと泣けてしまいます。
この映画を見る前に、マイケルジャクソンの
『THIS IS IT』を観ましたが、はっきり言って
こっちの方が面白かったと思います。
特にラストが・・・。
なんだか感情移入してしまって
是非アンヴィルに売れてもらいたいので
このブログでちょっとだけでも応援します。
まだ観ていない方は是非劇場で!!!レッツロック!
Sweet Rain〜死神の精度〜 [映画]
映画『Sweet Rain〜死神の精度〜』を観て来ました。
主人公の死神役は金城武、ヒロインの藤木一恵に小西真奈美というキャスト。
短編の『死神の精度』、『死神と藤田』、『死神対老女』をちょっと無理に繋げてありました。
まぁ仕方ないのかなぁといった感じでしたが、小説を先に読んでる分納得いかない点が少し。。
主題歌を藤木一恵役の小西さんが歌っている為にこういう設定なのかなと思います。
『死神と藤田』のところを『恋愛で死神』にしたら良かったんじゃないかとか思ったり。
でも『死神対老女』にあたるストーリーで出演する老女役の富司純子さんは凄い良かった。
雰囲気が出ていたし、佇まいがとても綺麗でした。
原作を読まないで観るとそういった違和感はないと思います。
まだ小説を読んでない方は是非読んでみて下さい。
映画とは違う風味の死神を堪能できます。
THE 3 名様 [映画]
デス・プルーフinグラインドハウス [映画]
『レザボアドックス』『パルプフィクション』で有名なクエンティン・タランティーノ監督の新作、『デス・プルーフinグラインドハウス』を観て来ました。ホラーに分類されるのかな?かなり面白かったなぁと思います。もう1回観たいです。
カートラッセル演じるマイクはスタントマンでデスプルーフ(耐死仕様)を施した改造シボレーで女性を事故で殺すのが好きなサイコキラー。クレイジーです。
映画前半はそんなマイクのクレイジー振りを見せつけ、後半ではマイクが新たな標的を見つけます。相手は前回の様な素人女性ではないスタントウーマンのゾーイ達3人組。果たして、結末は・・・・。
このゾーイさんは役名通りゾーイベルさんという人で、本当にスタントウーマンなのだそうです。キル・ビルではユマサーマンのスタントを担当したとか。映画終盤でのカーアクションシーンはもの凄い迫力なのですが、なんとCG無しだそうです!!
観た人は判ると思いますが、もの凄い怖いです。ドキドキしました。
ちなみに『グラインドハウス』は『B級映画ばかりを2〜3本立で上映する劇場の総称』
私的には大絶賛ですが、アメリカでは興行的に失敗したそうです。2本立で3時間越えの上映時間が響いたとか。日本では、その点も考慮してか、ロバートロドリゲス監督の『プラネット・テラーinグラインドハウス』は9/22公開となっています。
こちらも楽しみです。観るなら映画館がオススメですよ。
トランスフォーマー [映画]
久々に映画館で映画を観て来ました。大作『トランスフォーマー』。
期待し過ぎていたせいか、思った程の満足は得られませんでしたけど
あのCGは凄い!一見の価値有です。テレビだと迫力が足りないかもしれないけれど、
劇場だと凄い迫力でした。
あの技術を駆使すれば、ガンダムの実写化も可能なのでは?と思ってしまいます。
でもガンダムはアニメだから良いというのもあるし、アムロが違う名前で外人でというのも
何か違うし。やっぱりガンダムは2Dでしょうかね。
フォーリング・ダウン [映画]
マイケルダグラスがキレる親父を熱演する。右手にブリーフケース、左手にバット。
暑い日の渋滞に耐えかねた彼は、キレて車を道路に放置し目的地へ歩き出す。
わらしべ長者の様に右手の武器がランクアップしていくが・・・。
些細な出来事が後に飛んでもない事になる。
彼の妻曰く、短気との事だが様々なきっかけを経てどんどんエスカレートするキレっぷり。
でもなんか判るなぁと思う。まぁ実際あそこまでキレるかというと理性が止めに入ると
思うが、たま〜に1日一杯何もかも裏目に出てしまってず〜っとイライラしている時もある。
心の中でどいつもこいつも、皆敵だ〜なんて思ってしまう残念な日の話です。
そんな1日に誰かが彼を思いやってくれたら、こんな事にはならなかったのかも?
主役の親父にも確かに問題があるけどもなんか同情してしまいました。
ラストが切ないそんな映画です。